エブリィのオルタネーターの交換をしました。
オルタネーターは車の発電機であり故障すると自走がかなり厳しい状態になります。

車検時に当店はオルタネーターの発生電圧やバッテリーの状態を確認します。
今回はその段階で発見された症状です。
オルタネーターのB端子での電圧が12Vほどしかありません。
これではバッテリーに十分な充電ができずバッテリーが上がってしまいます。

作業前にバッテリーのマイナス端子を取り外します。
作業中にショートする可能性がありますので必ず外します。

椅子を上げセンターコンソール付近をバラします。
ついでに上から外すところを外してしまいます。


今度はリフトで持ち上げ下からベルトを外します。
ブラケットを外し、オルタネーターを取り出します。



こちらがリビルトのオルタネーターです。
リビルト品は中古車などから取り外したパーツなどを修理や部品交換を行い使用できるようにした再生品で、新品より安価で新品と変わらない性能が期待できます。

早速オルタネーターを取り付け、ベルトを締めます。

エンジンをかけ電圧をチェックします。
今回は14V以上の電圧があります。
これをアイドリング時と高負荷時(ライト類ON、エアコンON)の両方チェックします。

最後に締め付けなどを全て確認して作業終了です。

オルタネーターの症状は乗っていて分かりづらい部分ではありますが早めの点検をおすすめいたします。

