本日はカイエン958のハブベアリングの交換をご紹介いたします。
まずはブレーキパッドセンサーやフルードのパイプを止めているビスなどを外しフリーにします。
キャリパーを止めているボルトを外しブレーキキャリパーをパイプに負担がかからないよう吊るしておきます。
アッパーアームを外しフリーにしておきます。
ボルト1本を外しブレーキローターを外します。
これがハブベアリングになります。
裏から4本のボルトで止まっていますので外します。
ドライブシャフトのスプラインが固い場合がありますのでプーラーなどを使用し外します。
先にアッパーをフリーにしておかないとドライブシャフトは抜けません。
ハブベアリングを外すことができました。
長く使用しているとガタや異音が出ることがあります。
どの車種でもよく交換する定番の部品といえます。
さらにここからベアリングだけを抜き出します。
ベアリングのインナーレースが高確率で残ってしまいますのでその場合はシャフトに傷をつけないよう削ります。
あとはプレスを使って新しいベアリングを組付けます。
完成しました。
あとは逆の手順で組み付けて完了です。
カイエン以外にも国産車でもハブベアリングが悪くなっている車は多いです。
走行中にゴロゴロ異音が出ているお車はぜひお早めに点検をおすすめいたします。