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タイヤ交換と同時にエアバルブ交換をおすすめする理由

今回は車検時の点検で見かけた事例をお伝えいたします。
お車はキャラバンですが、いつも通り車検時の点検としてタイヤの空気圧をチェックしていました。

ゴムバルブ交換のすすめ

 

 

 

 

 

 

空気圧は問題ありませんでしたが、1箇所危険な状態になっているのを発見しました。
それはタイヤのエアバルブの劣化です。
タイヤの状態を見るとそこまで劣化は無く空気圧も正常です。
ですがエアバルブを指で押してみるととても深いヒビが入っていることがわかります。

ゴムバルブ交換のすすめ

ゴムバルブ交換のすすめ

 

 

 

 

 

 

こうなる理由はひとつしかありません。
タイヤ交換時にエアバルブを交換しなかったのです。
タイヤは一般的に溝が少なくなるかヒビや傷などが多く見受けられるようになると交換を検討すると思います。
走行距離の短めの方の場合はどうでしょうか?
タイヤの溝はなかなか減らず、経年劣化によりタイヤ自体が古くなりヒビ割れなどが多くなり交換のパターンになります。
その際に同じゴム素材でできたエアバルブを交換しなかったとしたら。
一般的には一つのホイールでスタッドレスと夏タイヤを組み替えて使用されている方以外は組み付けたタイヤは交換時以外外しません。
理由は工賃もかかりますし、タイヤを取り外すと組み付けた際に再度バランス調整が必要だからです。

と言うことはタイヤと同時にエアバルブを交換しなければ、新品のタイヤがダメになるまでそのままになってしまうということになります。

ゴムバルブ交換のすすめ

 

 

 

 

 

 

そして高速走行中などは遠心力によりゴムでできたエアバルブは曲げられます。
古くなり固くなってヒビの入ったゴムバルブは折れる可能性があります。
走行中にエアバルブが折れたら危ないですよね。

ゴムバルブ交換のすすめ

 

 

 

 

 

 

今回は予想通り4本全部未交換でヒビだらけでしたので交換します。
タイヤと同時に交換していれば工賃はひとまとめになるのでお得にもなります。
先程も言いましたがタイヤは外すとバランスが狂ってしまうため調整が必要で、一般的にはその工賃もかかってしまいます。

ゴムバルブ交換のすすめ

ゴムバルブ交換のすすめ

 

 

 

 

 

 

新品はとても柔軟性があるため指で足曲げてもこのように全く問題ありません。
ゴムバルブ交換のすすめ

皆さまもタイヤ交換時にはぜひエアバルブの同時交換をおすすめ致します。
当店は同時交換必須とさせていただいておりますが、お店によっては勧められて断ることができると思います。
エアバルブを変えないと言うことは、次のタイヤがダメになるまでそのままになってしまうと考えていただければと思います。

指で押し曲げると状態を確認することができますので是非お試しください。
柔軟性がなく固い場合は注意が必要です。
是非お気軽に当店にご相談くださいませ。