今回はVWティグアンの水漏れの作業をご紹介します。
点検の結果サンルーフがオーバフローすることによって室内に水が入ってきてしまっていました。
欧州車のサンルーフは大体同じなのですが、水を溜めておける容量はあまりなくドレンが詰まるとすぐ室内に水が入ります。
フロント側は重要な電子部品が多く配置されている場合が多いので、駐車位置が前下がりの方などは要注意です。
サンルーフを開けて隙間を覗くとこのように砂やほこりなどで汚れています。
これが奥のドレンの穴を詰まらせると水がオーバーフローします。
見た目では分からず水をかけてきちんと水が流れるかを確認します。
案の定水が流れていきませんので清掃していきます。
軽度の場合は外からエアで清掃することもあります、重度の詰まりやドレンホースがつぶれてしまっているなどの場合にはルーフライニングを外して対処しなければいけません。
水を入れながら何度もエアを吹き込んでホース内部の詰まりを取っていきます。
車体の下から排水されるか確認します。
ホースの詰まりが取れたら今度はレール全体を綺麗に清掃します。
このように汚れています、このままだとまた詰まる原因になりかねません。
勢いよく排水されるのを確認して作業終了です。
サンルーフのお車にお乗りのお客様はたまには確認をしてみるのも良いかもしれません。
気になる方はお気軽にご相談くださいませ。